杉田水脈衆議院議員の「女はうそをつく」発言は、性暴力被害を訴えた女性たちに対するセカンドレイプでもあり、絶対に許せません。公認候補に据える自民党の責任が問われます。
20日、党国会議員団ジェンダー平等推進委員会を開催しました。責任者は私、委員は党議員全員、各分野の担当者が諸団体との交流や質問、共同提案と様々に活躍しています。慰安婦問題、性暴力、LGBT,選択的夫婦別姓問題、女性の政治参画、国連の条約との関係などなど。性暴力についてワンストップ支援センターの予算増や国として取り組む方針を決めるなど、それぞれ前進していることが実感でき、議員団のパワーを感じました。
党綱領改定でジェンダー問題を位置付けたのは今年1月の党大会。あらゆる分野でジェンダーの視点をつらぬく努力をはじめました。この時の結語で志位委員長は、党が70年代に同性愛を性的退廃の一形態と否定的に述べていたことは間違いだったと発言したことも印象的でした。
私たちの会議と同日、白石正輝・足立区議(自民党)が同性愛をめぐる差別発言を区議会で謝罪、撤回しました。定例区議会の一般質問でL(レズビアン)とG(ゲイ)が足立区に完全に広がってしまったら、子どもが一人も生まれない」法律で守られていたら「足立区は滅んでしまう」と、驚くべき発言をしたそうです。信じられない差別発言だけど、区議会の檀上で謝罪した分だけ、国会議員よりまし?なのかも。