1月22日通常国会が開会しました。首都圏に4年ぶりの大雪が降り、交通が大幅に乱れましたが、まさに波乱を予感させる幕開けとなりました。
総理は姿勢方針演説で、明治150年に触れ、「50年、100年先の未来を見据えた国創りを行う。国のかたち、理想の姿を語るのは憲法です。」と強調、「私たちの子や孫たちのために、今こそ新たな国創りを共に進めていこうではありませんか。」と締めくくりました。自民党席から拍手と歓声がおこり、異様な感じ。「皆さん、日米同盟は、間違いなく、かつてないほど強固なものとなりました」と、力を込めました。沖縄で子どもたちの頭上に窓枠や部品を落としても平気で訓練を再開するなど、沖縄県民の命と安全を脅かしている米軍と「互いに助け合っている」など、どうしていえるでしょうか。
元号が変わる来年、東京オリンピックが開催される再来年、総理は「新しい」日本をつくる絶好のチャンスと考えているのでしょう。でも、来年はいっせい地方選挙、参議院選挙。今度こそ党を大きくし、憲法9条を守り、国民が主人公の「新しい」日本へ進もうではありませんか。