12日、北海道5区補選告示。参院選1人区での野党統一候補が東北でも次々決まり、安倍政権打倒への共同が広がるなかで、その最初の選挙です。
告示前3月21日に、5野党女性議員そろい踏みで池田まき候補を応援しました。池田さんは、「シングルマザーの2人に1人は貧困。私もその一人です」と切り出し、自身の体験を語りながら「誰一人置いてきぼりにしない」と自分の言葉で訴えるから、胸に迫ります。告示第一声では、「多くの政党がつながって、市民がつながれば、絶対に負けない」と訴えたそうです。そうだ!
国会でも野党共闘を、と介護職の処遇改善、児童扶養手当拡充、保育士等の処遇改善など、野党共同提案に参加してきました。
今国会最大の焦点とされたTPP協定をめぐっては、「交渉過程は秘密という約束文書がある」と、黒塗りの資料しか出さず、一方ではもと農水大臣で現在特別委員会委員長の西川公也氏が、『TPPの真実』なる著書を発行し、秘密のはずの交渉の内幕を書いたり!? 結局中断され、そのまま1週間も再開されないという前代未聞の事態に。もうこんなTPPは撤退するべきです! 基地あり、農業あり、大都会あり、北海道5区の45万有権者の選択が政治を変え、そしてこの夏、歴史が変わるし、変えましょう!
※しんぶん赤旗2016年4月17日付「北海道・東北のページ」のコラムより