25日、自民党の若手議員勉強会の席上、元NHK経営委員だった百田尚樹氏が「沖縄の2つの新聞はつぶさなくてはいけない」などと発言し、出席議員も「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番。経団連などに働きかけてほしい」と応じていたことなどが問題となっています。…
30日国会内で緊急抗議集会が開かれ、新聞、出版、民報の各労連代表らと、琉球新報、沖縄タイムスの両東京支社報道部長が発言しました。
琉球新報の島洋子氏は、「沖縄の報道がゆがんでいるのではなく、沖縄がゆがんでいるのです」と切り出しました。「報道は中立」であるべきだからと、沖縄と政府を同率に扱っているのでは地元紙ではない。県民に寄り添うのが我々の仕事です、とキッパリ。また、沖縄タイムスの宮城栄作氏は1948年創刊当時は米軍の検閲もあり、紙も米軍からもらう中、遠慮がちな報道しかできなかったと。しかし、理不尽な事件、事故に怒る県民に背中を押され、頑張っていると。お二人の発言は特に、ぐっと迫るものがありました。
メデイアが真実のペンをもてなくなれば、戦前の始まり。さらにさらに戦争への道許さない輪を広げよう!