「国会で批准を決めるときには、きちんと情報を出すのか」「本当に脱退も辞さない決意か」と厳しく質す岡山会長。1日東京都内で、青森県内農協組合長らと県選出国会議員との懇談会の席上でした。私の他は自民党議員4名。TPP交渉が山場を迎えていますが、自民党議員の本気度を試す質問が相次ぎ、「そのことも党内で激しくやりあっている」と木村首相補佐官。私は、「内容は膨大で、かつ、4年間は秘密という縛りがある」と指摘し、批准の時判断するのではなく、今撤退すべき、と発言しました。
翌2日、土砂降りの日比谷野音は、TPP反対の鉢巻をつけた参加者で壇上も客席もあふれかえりました。「公約をたがえる交渉はしない」と断言した自民党の石破幹事長。重要5品目や皆保険は必ず守る、と言い切りましたが、拍手は起きませんでした。
ところが週明けには、自民党の西川TPP対策委員長が重要5品目も見直す可能性について言及!やはり、裏切られた。国会承認というぎりぎりまで期待をもたせるより、ハッキリさせたほうがよい。日比谷野音で志位さんが訴えたように、「即時撤退」しかありません。