21日、笠井、塩川両衆院議員、紙参院議員、県議団、いわき市議団とともに県漁連、いわき市漁協、相馬双葉漁協を訪ねました。
この間まで1日400tと言っていたのに、8日には1000tの地下水が山から流れており、うち600tが海に流れる可能性があると発表!さらに21日には、タンクからの水漏れが前日まで120ℓだと言っていたのが実は300tで、排水溝を通して海に流れていると!毎時20msv、危機的な汚染状況です。両漁協は、試験操業の中断、延期を決定。「息子に継げといえない」など、怒りの声が続きます。船主会の田村さんは、「ここであきらめたら終わりだ。自分たちのためじゃない。正常化したら死んでもいい!」と言い切りました。
タンクのずさんさについてはすでに、塩川議員が4月の委員会で、「耐用年数が5年というが、東電まかせでいいのか」と指摘していました。原発内で作業に関わった漁業者たちは、「ゴムパッキンでつないだだけだ。ずっと漏れてると思っていた」などと話しました。その日配った赤旗日曜版の1面は「汚染水対策もコスト優先」という大見出し。皆さんは口々に「問題はこれに尽きる」と明言しました。