15日、宮城県多賀城市で、わが党の藤原益栄市議団長[副議長]による「図説多賀城海軍工廠」の出版記念会が開催されました。市長、市議会議長、商工会会長をはじめ、各党会派、文化人も業界も各界から参集するという大変立派な会になりました。70年前多賀城に海軍の兵器工場が開設され人口は大きくふくれあがりました。土地の強制収容や強制労働もあり、大火災になって70名もの犠牲者が出ました。これらの史実を豊富な証言、証拠品などを丹念に集めて完成させたもの。その中の証言によると、「おめでとう、今日で卒業だ」と言われて、無理やり兵器工場に駆り出された下りは、驚きをもって読みました。平和を学ぶ上でも貴重な資料です。
藤原議員は、市議会の質問で海軍工廠の記録を市として取り組むべきだ、ととりあげたそうです。つれない答弁に、自分でやるしかない!と決心したと聞きました。自ら乗り出したとはいえ、市の大きな財産になったのですから、これも実績です!