ちづ子へのエール住民とともに(質問のエピソードと会議録など)
活動日誌

防災科学技術研究所から地すべり地形ヒアリング

26日、国立研究開発法人防災科学研究所から、地すべり地形についてヒアリング。1981年から2014年まで、33年間にわたる研究、5万分の1日本地図に40万カ所を落としました。防災科研のHPでみることができます。国土地理院の4万分の1空中写真を4倍の実態鏡で判読(人が)し、幅150m以上の大規模な地すべり地形を抽出!

防災科研の研究員から聞き取りをする高橋ちづ子(奥右)
上図の地図上の黒い部分は、地すべり地形を点で示したもの

防災科研②地すべり地形分布図の活用について。既存の地すべり地形は、全部又は一部が豪雨や地震により再滑動しやすいため、斜面災害発生時の素因や拡大可能性の検討、土地利用やインフラ計画の検討に活用。2004年の新潟中越地震の大規模な地すべりの地図を見ています。すごい!

防災科研③先日視察した、山形市の門伝七ツ松の崩れも、地すべり地形分布図の中に入っています。ただ地すべりとまでは言えない。ちっちゃな土石流か。1979年、門伝の石墓地区に大之越古墳と呼ばれる古代5世紀の円墳が発掘され、長きにわたって人間生活の歴史が続いた土地だと。朝鮮由来の94cmの剣も!

防災科研④山形市門伝七ツ松は70年代の空中写真では地形の起伏生かした棚田が広く見られました。2000代その多くが耕作放棄地に。

白鷹山由来の岩層なだれ堆積物に覆われた起伏の大きな地形。33年の研究最後の10年に関わった研究員から直接説明を受けました。心から感謝します。基礎研究は大事です!

以前は棚田として利用されていた土地が現在は耕作放棄地です

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