ちづ子へのエール住民とともに(質問のエピソードと会議録など)
活動日誌

3月6日国土交通委員会で質問

国土交通委員会で質問する高橋ちづ子

イベントの中止、休業などが広がっても、鉄道、バスなどは従前通り。労働者の感染防止対策は、と質問。赤羽国土交通大臣は「公共交通という使命と責任がある。マスク、消毒、検温の徹底と休みやすい環境など、経産、厚労大臣とともに経済界にも要請」と答弁。国交省がタクシー業界にマスク支給と動いたことは評価するよ。

答弁する赤羽国土交通大臣

ダイヤモンドプリンセスから下船した乗客乗員のその後は報じられるが、搬送したバスの運転手はいったい何人で、その方たちの健康調査は?自動車局長「実人員47名。全員終わってないが順次PCR検査し、今のところ陰性」昨日レクで指摘したら、厚労省と相談して実施を決めたと後で聞きました!

米国で今、同じプリンセスクルーズ社のクルーズ船が集団感染。国立感染研の脇田所長は「船内での隔離が有効に行われた」と言うが到底うまくいったと思えない。少なくとも今言えるか!災害派遣精神医療チームDPATの報告でも乗客「死にたい」「船から飛び降りたい」などの深刻な相談あったとのこと。

国際保健規則32条「旅行者をその尊厳、人権及び基本的自由を尊重して扱い、かつ、かかる措置に伴う不快感や苦痛を最小限に抑えなければならない」に違反している!と指摘しました。大臣は、「検疫の判断にそったもの。いずれ検証は必要」WHOの船舶衛生ガイドも、歴史的に船舶は世界中に感染症を伝播してきたと!

国土交通省が提出した、クルーズ船に関する対応資料

訪日外国人旅行者の目標を2020年までに4000万人、2030年までに6000万人,うちクルーズ船は2020年500万人。港湾整備し飛行機も増便し、今回のような大規模検疫と集団感染を想定していたか?厚労省「インバウンドに備えて体制つくりたい」大臣「検疫しやすいターミナルビル整備支援など、、」

昨年9月新型インフルエンザ対策小委員会で室長補佐は、4000万人インバウンド目標に備えて、特定検疫空港を5から7に、特定検疫港湾を4から7にすると発言。特定検疫とは新型インフルエンザのような感染症発生の時人手が足りないから検疫を集約すると言う意味。それを増やしたらダメでしょ。

確かに検疫官は2009年358人から2020年646人に増やしてきた。しかし複数の港湾と空港掛け持ち。地方空港が直行便やチャーター便増やすのでそこにも対応。これでダイヤモンドプリンセスに何百人集結したのか?厚労省「全国から応援しなければならない、対応困難なのはまぎれもない事実」

世界53カ国が日本に対する入国制限、行動制限。しかし本来は保健省(厚労省)の判断のはず。感染拡大恐れを判断し留める権限は検疫所長があり、粛々とやればいい。国交大臣も「今回の総括は必要だし、将来にはルール決めるべきとの意見もある」対策本部決定で超法規的に進めるのは許せません!

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