自民・民主・公明・共産・生活・無所属の衆参13人の議員の連名で、東日本大震災の津波で被災したJR山田線(宮古―釜石駅間)、大船渡線(気仙沼―盛駅間)、気仙沼線(柳津―気仙沼駅間)の鉄路での早期復旧をJR東日本に対して指導・助言するよう太田昭宏国土交通大臣に要請しました。
2014年6月26日
国土交通大臣 太田昭宏 殿
鈴木 俊一(自民党衆議院議員)
高橋 ひなこ(同 衆議院議員)
橋本 英教(同 衆議院議員)
藤原 崇(同 衆議院議員)
黄川田 徹(民主党衆議院議員)
階 猛(同 衆議院議員)
井上 義久(公明党衆議院議員)
穀田 恵二(日本共産党衆議院議員)
高橋 千鶴子(同 衆議院議員)
小沢 一郎(生活の党衆議院議員)
畑 浩治(同 衆議院議員)
主濱 了(同 参議院議員)
平野 達男(新党改革・無所属の会参議院議員)
国は、東日本旅客鉄道株式会社(以下「JR東日本」)に対して、東日本大震災津波で被災したJR山田線、大船渡線、気仙沼線を責任をもって早期に鉄路で復旧するよう指導・助言を行うことを強く要望する。
三陸鉄道南北リアス線は、全面復旧した。鉄路は鉄路としてつながってこそ大きな意味があるものであり、鉄路の定時性、大量輸送能力に加え、温暖化防止にも資するモーダルシフトの観点からも、鉄道に寄せられる期待は大きい。
特に、高齢化の進む被災地では、住民の交通手段として、また、沿線地域の経済・観光振興の観点から必要不可欠な路線であり、鉄路での復旧再開は被災地の復興に向けたまちづくりにおいて、極めて重要な社会基盤として欠かすことはできない。
よって、国においては、JR東日本に対して、被災したJR山田線・大船渡線・気仙沼線が鉄路として早期に復旧されるよう、直ちに指導・助言の措置を行うよう強く要望する。