3月15日 公共交通のつどい inみやぎ
今日は仙台市でJ R後援会主催の公共交通の集い。2023年の国会論戦と党の提言、前後に歩いた東北各県、首長や三セク社長、地域住民、商工会議所などと話し合った現地調査や法改正後の動きなど、30分間お話しし、参加者からの報告と意見交換。6日に起きたはやぶさとこまちの連結トラブルは、昨年9月にも発生。当時運輸安全委員会の調査をするべきではなかったか。
あらためて昨年9月の斉藤国交大臣の記者会見を読むと、新幹線の連結運転開始30年以上、はじめての事故であった。運輸安全委員会の調査必要では?と記者に聞かれて、それは運輸安全委員会に聞いて、とだけ答えた大臣。自分はJ Rに対して口頭注意のみ。あのときキチンと対応していたら?とは誰もが思いますよね。すでに当時の判断を訂正するという動きも!
また当時、鉄道車両の輪軸について不正(改ざん)事件もあり、なんとJ R東をはじめ、91事業者で圧入力直の逸脱などの不適切事案があり、そのうち50事業者では記録簿の改ざんもわかっていたのです!
参加者からは、87年の国鉄分割民営化の時点で自分たちは安全問題を指摘していた。効率化、利益優先で外注を増やし、安全が蔑ろにされてきたのでは?現場が一番知っている。でも、外注だと、分かっていても言えない。あるいはもう仕事が細切れにされて分からなくなってしまっている?そんな問題意識を共有しました。
来年度予算案をみると、「交通空白」区域に #日本版ライドシェア 導入に補助する予算案も登場。結局タクシー会社の管理や自治体による公共ライドシェアになり、担い手はいない。交通空白はあくまで全面解禁へのアリバイづくりに過ぎず、堂々と予算化されているのが懸念される、と指摘しました。
自交総連の石垣さんが、ライドシェア反対の運動について報告しました。安全は「人」だね、とあらためてしみじみ。




