ちづ子へのエール住民とともに(質問のエピソードと会議録など)
ちづ子通信

「三つ星よりも、、」

 今年の通常国会は、NPO法人万年野党から三つ星議員をいただきました。わが厚労委員会は法案が多く、審議時間も長く、かつ野党共同で9本の提案者になったことが総合的評価に。

 ところが臨時国会は珍しく、わが厚労委員会には法案がありません。今回は暇なの?と思ったら大当たり?!開会日初日に転んで右肩脱臼。三角巾はとれたものの痛い、といいながら21日は3回も質問に立ちました。

 初めて文部科学委員会で原子力損害賠償法について質問。3.11の原発事故の際、「東電が債務超過になったら賠償もできないから」という理由で国から援助する仕組みをつくりました。今度の法案は、それが全国の原子力事業者支援=再稼動準備というもの。

 「なぜ加害者である東電が賠償の基準を決めるのか?」と怒りの質問。経産副大臣は、「適切にやっている」と答弁。野党席からは「やってないじゃないか!」と応援野次が。私も食い下がりました。「用意していた答弁じゃなく、自分の思いで答えて。」避難せざるを得なかった業者に「移転先で開業すればよい。被害者自らリスクを回避、低減するべき」と言って賠償を拒否。風評被害で客が減った旅館に対して「証拠を出せ。旅館はどこも下向きの傾向だ」といなおる。おかしくないか!と。

 3度目の答弁で、「私も茨城県出身。業者の大変な声は聞いている。寄り添っていきたい」と答えたのです!

 法案はないけど、課題は山積。障害者雇用の水増し問題で参考人質疑をやりました。「結局、障害者を雇いたくなかったんじゃないか。きちんと検証を」と指摘する参考人。質問する各議員も「数合わせでは解決にならない。」時間かけて障害者が働きやすい職場に」と与野党が同じ方向を向いた審議となりました。毎回、強行採決がらみで混乱しますが、法案がないと与野党が互いに「そうだ!」と声をかけあっていますよ。

NPO法人万年野党からいただいた三ツ星国会議員の表彰楯

文部科学委員会で原子力損害賠償法について質問

厚生労働委員会で障害者雇用の水増し問題について参考人に質疑

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