18日、青森市内で「原発再稼働STOP!全国交流集会in青森」が開催され、全国各地から240名参加。3・11原発事故後の福島に心寄せ、「原発からも核燃からも撤退を」と、誓いあいました。翌日党国会議員団の藤野、真島両衆院議員、倉林参院議員、諏訪県議とともに、六ヶ所村の核燃サイクル施設に入りました。
驚いたのは、全国の原発から運ばれる使用済燃料の貯蔵プールはすでに満杯ということ!受入容量3000tに対し、3389t受入済。うち425tは試験で使い、残りあと41t。使用済燃料を使う再処理工場は22回も工期が延期され、まだ動いていません。しかし、「早く動かしたい」というのです。目の前の燃料を再処理すれば、結局それを燃やすための原発を再稼働しなければならない。高レベル最終処分地も決まらないのに、その場しのぎで矛盾を拡大する、まさに悪魔のサイクルです。
社会保障や国の財政になれば「後世につけ回しするな」といい、戦争責任を「ずっと後世まで謝罪させるのか」などという安倍政権。人類が責任をおえない核のゴミを未来まで埋めるという、これこそ最大のツケ回しではないだろうか。