通常国会、3月10日で14人の新人議員全員が初質問を終えました。
「私はこのために来たシリーズ」―それぞれが長い空白期間もあり、背負ってきたものがあります。10年ぶりに国政復帰を果たした畑野さんは、「35人学級をめざしたい」との首相答弁を引き出しました。オール北海道の声を担った畠山さんは予算委員会で堂々総理を追及! 日本一の原発集中立地北陸から、藤野さんの追求には民主席からそうだ!の声。JR東海のでたらめを暴露し、是正させた本村さんのリニア質問。性的マイノリティーについてとりあげた池内さんの質問は翌日の理事会の話題になりました。オール広島、原爆症問題と核兵器廃絶訴えた大平さんに握手を求めた同郷の岸田外務大臣。20年たって災害公営住宅から追い出しとは!と迫る堀内照文議員に「かわいそうだよねえ」と委員長―などなど。連日、与党議員から「よく勉強しているね」「共産党は変わった」と反応が。初めての予算委員であり、初めて後輩を迎えた私は、毎日の緊張とも相まって、うるうるしっぱなし?
多様なテーマをとりあげ、時間も倍になったことで、国民との接点も増えました。「選んでよかった」と思える国会活動を通して、地方選、次の国政選挙の躍進へつなげていければと思います。先輩議員も、息切れしている場合じゃない。
※しんぶん赤旗3月13日付「北海道・東北のページ」に掲載されたコラムです。