復興特別委員会で18日、福島第1原発に入りました。タイベックとマスクなどで重装備をし、海側の遮水壁工事、多核種除去施設(アルプス)はバスから降りて視察。3号機の前は1.14msvとやはり高い。最初に漏れが発見されたタンクはすでに除去され、残りのタンクには高さ6メートルの堰をつくっていました。せき止めたらたまるよね?と聞いたら、たまったら井戸で汲んで小型のタンクに移し、海に流す、と平然!?アルプスは1日700tの汚染水を処理する予定ですが、セシウムなどを凝縮したゲル状のものは2~3tたまると。その後堰の中にたまっていたはずの水が地下に染み込んでいた、などトラブルは続く。対応に追われ、実際は収束どころではありません!
免震棟で、規制庁の管理官に会いましたが、「エネ庁はどこにいるの?」と聞いたら、第2原発で待機しているという。国が前面に立つというのは、お金だけ出して東電にまかせるという意味なのか?年が明ければ3年目。収束などしていないのに、2011年12月の収束宣言をものにした線引き、賠償が決められ、今度は医療介護の減免制度までも線引きの対象になります。短い閉会中に、次のたたかいの準備を!