ちづ子へのエール住民とともに(質問のエピソードと会議録など)
ちづ子通信

裏口、足切り、水増し?毎日が厚労委員会。

 おかげさまで国会に送っていただいてまる15年。初めて論戦の機会を得たのは2004年の通常国会から。予算委員会分化会で、坂口力当時の厚労大臣に質問しました。小児救急と地域医療、医師不足について。下北半島とむつ病院、五所川原の市立病院へ車で通う妊婦が途中産気づいたらと不安の訴え。等々。坂口大臣は、「特に東北は医師不足が深刻」との認識を示しました。
   不採算部門を担当していた国立病院の統廃合が進んでおり、「医師不足で地域医療が壊れているのに、国立病院が真っ先に抜けるなんて、逆さまじゃないか!」と迫ったのです。
   そうした中、2008年医学部定員を抑制していた閣議決定を撤回、その後医師の定員増へ変えさせました。いま、10年たってようやくその時増やした学生たちが地元に定着をはじめたばかり。「今は減らしてはいけない」「命救う医師が自分の命削るなんておかしい!まだまだ医師は不足している」今年の国会質疑でも力説しました。

   東京医科大学の裏口入学からはじまって、女性の受験生を減点して合格者を抑えていた事件が発覚。10年以上?とか、他大学でもあるとも言われ、中には「女性医師は結婚したらリタイアしたり、短時間勤務になるから男性医師の負担が増える」から必要だ、などと発言する女性医師も出てきて、ショック!
   女性差別は絶対に許せないが、一番の問題は、結婚したら働き続けられないような働き方を黙認していること。それじゃ男性は長時間働いて当たり前ってこと?
   働き方改悪は強行採決されたけど、過労死増えてもやむなし、とは絶対にさせません。次の国会へ、たたかいの準備をはじめています!

*児童虐待問題調査のため、衆院厚労委員会の海外派遣~イギリス、イタリアでの社会的養護調査にきています。ロンドン6時50分(日本14時52分)   高橋千鶴子

医療・医師法の審議で、医師・看護師の増員が必要だとただす高橋千鶴子=7月13日、衆院厚労委

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