ちづ子通信

おばあちゃんを泣かすな!

いわき市に避難している楢葉町民との懇談=いわき市内

いわき市に避難している楢葉町民との懇談=いわき市内

 「帰って床屋をまたやりたい。器具は全部捨てた。」「家族が三カ所に分かれ、帰るとしても私一人。」と口々に訴える被災者。津波で家を流された人、解体した人は、そもそも帰るところがないのです。9~10日党国会議員団は福島第1原発視察、9月5日避難解除される楢葉町の住民や松本町長と懇談しました。震災当時8042名、現在7395名。意向調査では「すぐに戻る」9.6%、「条件整えば戻る」36.1%、「判断できない」「戻らない」53.4%。私は町長に「公営住宅も来年、学校再開は1年半後。一律解除でなく助走期間扱いにすれば」と率直に聞きました。「実は何度も政府とそれを話してきた。」と町長。しかし国の方針は震災から6年後までに帰還困難区域以外は「全て解除」と一方的です。

 お孫さんを連れてきた女性は、「思い出まで捨てたんだ。わかってほしい。」「生後16日目だったこの子が来年は学校に入る。それでも何も進んでない!」と。さっきまで退屈そうにタブレットで遊んでいた女の子がすっと立ち、テイッシュをさしだしました。一言も発していないのに、「おばあちゃんを泣かす人は私が許さない!」と言う声が聞こえた気がしました。

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