ちづ子へのエール住民とともに(質問のエピソードと会議録など)
ちづ子へのエール

金華サバのブランド化や魚市場の再建、地域の復興を引っ張ってきた
須能邦雄さん(石巻魚市場株式会社相談役(元代表取締役社長)、石巻市水産復興会議代表)

 東日本大震災に関する衆議院の復興特別委員会が、国会中継でお馴染みの衆院第一委員会室で開催され、被災地の現状、要望等を陳述。質疑応答で詳細な意見交換が行われ、大いに理解を深めていただく事が出来たのは、高橋先生の御尽力によるものと感謝しております。

 私は次の3項目について陳述を致しました。

 ➀自助、共助、公助は平時の時のもの。異常時発生の場合は、真逆の順位として公助、共助、自助とすること。生き残る事に必死な個人に希望は公的支援の存在が最大の活力の源。

 次に地域連携して励まし合い、脱落者を出さぬ様、支援の輪を作る。個人は自分の能力から適性規模の人生設計を立てて再建に向け邁進することが、実体験からの教訓です。

 ②被災者は家屋の再建、会社の再建に事業の遂行が軌道に乗るまで走り続けるマラソンランナーです。一方、被災者を支える行政機関の人々は定期的に人事異動をする駅伝ランナーです。疲労感の違い、経験の違い等、時間の経過と伴にその感覚の差違が拡大します。

 ③宮城県知事提案の水産特区の件です。知事の財界ブレーンは関西人で新自由主義者であり、一部の利益追求層の要求である漁業免許解放を求めるもので、震災で混乱しており、正常な判断の出来ない状態の中、ショック・ドクトリン(火事場泥棒)を強行するものです。

 漁師は相互扶助で生活が成り立っており、新規参入者を迎えるにも歴史や慣習を理解した上で仲間入り出来るものです。残念乍ら県職員の中にも私の主張に同意しても人事権がある為、上からの方針には異を称えることは不可能です。

 当事者である県漁連の大半が反対するものを強行しましたが、良いものであれば当然後続者が出るはずですが、現在迄皆無です。反省の声は聞こえません。忖度政治を止めさせる為にも検証すべき事です。

 高橋千鶴子先生は教師の経験と人柄から現場の人々は素直に本音を発言します。「真実は現場にあり」です。多忙の中、更に現場の生の声を聞き、政策に反映して下さい。大いに期待しておりますので、支援させていただきます。高橋千鶴子先生を全面的に応援します。

宮城県石巻魚市場株式会社 相談役(元代表取締役社長)、石巻市水産復興会議 代表

須能邦雄

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