ちづ子通信

ちゃんと目を見て

 「目が泳いでいるぞ」と言われて、ぐさり。10年以上前、福島県内の演説会で、聴衆と目を合わせるのが苦手な私は、まさに言われた通りの状態でした。

 指摘をしたのは、中島孝さん。9月末、仙台高裁で東電原発事故に対する国の責任を認めた初の二審判決を引き出した「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!福島生業訴訟」の原告団長です。

 3600名余も参加した集団訴訟で、「大規模な津波が到来する可能性を事故の前に認識できたのに、国が東京電力に対策を求める権限を行使しなかったのは違法」と断じました。

 7日の議員会館前での座り込み行動にかけつけました。私は、事故直後から東電救済のため国が援助する原子力損害賠償支援機構法や放射性物質汚染対処特措法など、絶えず責任の所在が争点となり、国は「社会的な責任」にとどまったことを話しました。事故の反省から創設された原子力規制庁が、結局推進側だった原子力安全保安院の後継者として、法廷で国を擁護している矛盾にふれ、「この判決を確定させて、国の責任は決着つけよう!」と訴えました。

 みんなが待っていた中島原告団長は規制庁に申し入れに行ったまま、帰ってきません。

 事前にアポ(事前の了解)をとっていたにもかかわらず、玄関の外で要請書を受け取ろうとする対応に怒り爆発で・・・「ちゃんと俺の目を見ろ!」と迫る中島団長の姿が目に浮かぶようでした。

※しんぶん赤旗2020年10月10日付「北海道・東北のページ」掲載のコラムです。

「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟原告・弁護団による座り込み行動で挨拶=7日、議員会館前

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