ちづ子通信

「転ばぬ先の杖」法案?

年金カット法案の質問に立つ(11月1日、衆院本会議)

年金カット法案の質問に立つ(11月1日、衆院本会議)

 4日のTPP特別委員会は、野党の激しい怒号の中、山本有二農水大臣が二度目の失言を謝罪し、ついでに強行採決まで行いました。謝った、その舌の根も乾かぬうちに強行採決とは!?
 しかしこの時間は、本来なら本会議を開いているはずでした。佐藤勉議運委員長が「努力したい」と、本会議開催を決める理事会を休憩しました。その休憩中にTPP委員会を開いたのは、「国会に20年いるが初めての経験だ。こんなことがまかり通れば議運はいらない」と佐藤勉委員長も激怒しました。

 実は、その同じ瞬間に厚労委員会も開催し与党と維新のみで年金カット法案の審議を強行しました。
 今度の年金法案は、物価が上がっても賃金が下がれば賃金にあわせて年金を減らす。人口減少率を考慮したマクロ経済スライド調整=削減を確実に行う。だから野党は「年金カット法案」と呼んでいますが、政府・与党は「カットじゃない。将来年金確保法案だ」と主張します。それは20年間年金を少しずつ減らしていけば、残り80年間は減らさなくてすむというもの。
 あくまで「100年安心」と言いたいらしいが、すでに法改正した2004年直後から、安心は壊れているのに。元大臣で与党理事は、私に「将来年金確保なんてうそだ!」と突っ込まれ、「転ばぬ先の杖(つえ)法案だ」と小さく釈明していましたが。

※しんぶん赤旗2016年11月13日付「北海道・東北のページ」より

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