ちづ子通信

田園風景とリニア

 2008年5月、宮城県柴田町と岐阜県恵那市で農業シンポがあり、多彩なパネリストと多くの参加者で成功しました。「東北と東海―農業を考えた週末」と題した「ちづこ通信」を「生まれて初めて足を踏み入れた岐阜県。美しい棚田の風景を車窓に見ながら、地域から発信する農業再生に、思いをめぐらしました」と結びました。

 11年ぶりの恵那市です。懐かしい水野功教市議が迎えてくれました。山、川、田畑、変わらぬ風景。ここに5年前持ち上がったのが、リニア中央新幹線でした。品川から大阪まで時速500キロ、1時間。中央・南アルプスを突き抜け、わざわざ4mの盛り土をしてその中をぶち抜き、水源地の下もトンネルという9兆円超の巨大プロジェクト。「自宅は中央道とリニアに挟まれるのに何の説明もない」「トンネルではない部分の振動・騒音の対策を」「非常口の工事で陥没事故が発生!」「残土の処理先は?」等々、驚きと疑問の連続です。現地工事事務所はファックスもなく、申し入れにも一切の記録を残さないといいます。これも安倍流?かと。

 国連の気候サミットでは、「よくもそんなことを?」と、16歳の少女が各国の首脳に温暖化対策を迫りました。大災害が頻発する日本で今やるべきことは、リニアでも原発でもなく、あの美しい原風景を守ることから、ではないでしょうか。

※しんぶん赤旗2019年9月28日付「北海道・東北のページ」掲載のコラムです。

懇談会で発言をする高橋千鶴子=21日、名古屋市内

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