ちづ子へのエール住民とともに(質問のエピソードと会議録など)
ちづ子通信

いのちと国土を守るために

 7月参院選が終わって、連日30度超えが続く中、8月仙台市議選、盛岡市議選をはじめ、岩手、宮城、福島と被災地の県・市議選が続きます。野党統一で当選した宮城の石垣のりこ議員や岩手の横沢たかのり議員、立憲や国民の国会議員の応援ももらうなど、大きな変化を感じています。

 3・11当日はたまたま夫が退院する日で、私はお休みをとっていました。電気が止まっているのでファンヒーターはつけられず、ポータブルストーブは、乳飲み子を抱えるお迎いのママに夫がさっそうと差し出し。被害の状況もわからず、寒い夜が明けるのを待ちました。翌日朝、県委員会に飛び込み、吉俣洋現県議と盛岡市へ向かいました。真っ暗な中、岩手県庁だけが電気が灯っていたこと。そこから沿岸部を歩き、国会と被災地を往復する日々が始まったのです。

 たった1日でも大変なのに、あと2日、あと2週間と復旧が先延ばしにされた台風15号の被災者はどんなにしんどかったことか。東電も、想定が甘かったことを認めています。送配電網の設備投資が91年は約9000億円から2015年には2100億円まで減少しているのです。内閣改造で担当大臣も決まらず、初動の大事な時にセレモニーばかり。通信が不通になっている地域に宣伝カーを走らせ、情報と支援物資を届けている共産党地元議員らの頑張りに救われる思いです。

 私は今回、厚生労働委員会から国土交通委員会に所属が変わりました。国交省から予算の説明を受けましたが、50年過ぎる老朽インフラや、水害の常習地帯だと河川整備を地元の人が待ち続けているのに、眼前の災害対応だけで精一杯で、後回しにされてきたこと。リニア新幹線など大型開発の問題も多く、課題は山積していますが、命守る仕事でもあると張り切っています。

2020年度国交省予算概算要求について説明を受ける高橋千鶴子と武田良介参院議員ら=18日、国会内

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