ちづ子通信

世界に顔向けできるか

 27日、入管法改定案採決直前の衆院法務委員会。詰めかけた報道陣、入りきれない傍聴者。野党の議員らが「ダメだ!ちゃんと答えろ~!」と叫びます。

  人手不足の業種に外国人材を呼び入れる法案です。安倍総理の外遊日程に合わせるため、審議はたったの15時間。与野党の協議が整わないまま一方的に開催するので、野党は通告もできず、答弁はしっちゃかめっちゃか。与党筆頭理事は「やればやるほど問題が出るから」とつい本音をもらしましたが、こんな異常なやり方がまかり通る国会に怒りを抑えきれません。

  在日ベトナム人で、外国人技能実習生のシェルターをやっていたOさんから話を聞きました。言葉が通じるから、技能実習生たちが駆け込んでくる。十数人の食費は月30万~40万円になるけど、全部自費!公的支援は何もないのです。Oさんは、「ベトナムを見てほしい。貧しい農村には仕事はない、稼ぎたいのだ。家族のためです」と。胸に突き刺さりました。

 野党が結束してヒアリングや追及を行う中で、法案の出発点である技能実習生の深刻な実態が明らかになってきました。休みもない、自由もない、最賃以下の給料、労災事故、技能は何も教えない。恥ずかしくてたまらない。

 総理、そんなに外遊が大事なら、国連や米国から人身取引、奴隷労働と指摘されている現状をまず、見るべきではありませんか。

※しんぶん赤旗2018年12月1日付「北海道・東北のページ」掲載のコラムです。

外国人材による介護について質疑=11月21日、衆厚労委

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