ちづ子通信

大臣も「女は家庭」は古い

衆院厚生労働委員会で質問する高橋ちづ子=7月3日

衆院厚生労働委員会で質問する高橋ちづ子=7月3日

 先日部屋を片付けていたら、5年前のOさんの手紙が出てきました。お姉さんの過労自殺問題をとりあげました。「速記録を即コピーして支援者に配った」という文面に涙がこぼれました。

 不思議なことにOさんから数日後メールが来て、いま裁判を支援しているとのこと。「地方公務員が労災で亡くなったとき支給される遺族補償年金は夫は55歳以上でなければ支給されない」のは男女差別だと訴えた訴訟。大阪地裁判決は「法の下の平等に反する」としましたが、高裁は「女性は男性より賃金などで不利な状況にあり、男女の区別は合理性を欠くとはいえない」と却下しました。

 私は、偶然にも昨年この大阪地裁判決を取り上げていました。児童扶養手当を父子家庭にも出すようになったことが判決を後押ししたと。3日の委員会で私は、性別や年齢で分ける考え方は見直すべき、女性は独力で生計を維持できない=妻は主たる生計者にはなりえないとは政府の女性活躍に逆行する、と迫りました。大臣は「方向はその通り」と明言。遺族年金に男女差があるのは「男は仕事、女は家庭」という古い考えがあったと発言しました。「大臣、めずらしく意見が一致しましたね」。こんな時代遅れの判決が確定したら大変! 最高裁で必ずひっくり返し、歴史をまた一歩進めましょう。

※しんぶん赤旗7月11日付「北海道・東北のページ」に掲載されたコラムです。

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